200以上の質問でお子さまの個性を細かく分析することで、学習習慣、生活習慣や育てられ方などお子さまの個性、性格が見えてきます。例えば、複数のことを同時におこなう力の強いお子さまは、一見難しい複数の単元の複合問題も物怖じせずに取り組む傾向がある一方で、飽きっぽく同じことを長く続けることが苦手な傾向があります。また、心配性でなかなか次に進めないお子様は量の多い基礎問題に対して、飽きることなく黙々と取り組む傾向があります。このように一見短所に見える部分も見方を変えれば長所になり得ます。長所を認めながら指導することで「やる気になる」を後押しします。

過去２年を遡ってテストをすることで、どこから理解できていないかを明確にします。数学のように積み重ねていく科目の場合、例えば中学3年で二次方程式に苦戦しているとすると、中学2年の連立方程式や、場合によっては中学１年の一次方程式が身についていないことが多いです。このようにつまづきポイントを具体的にすることで、どこをどれくらい学習すれば良いかが明確になるので、効率よく学習をすすめることができます。

学習への理解がすすむ中で小さな成功体験を積み重ねながら苦手意識も薄れていき「やる気」も身についていきます。